こんにちは。八王子城のふもとをスタートとする高尾北稜縦走を実施しました。高尾山周辺は整備されている反面、非常に人が多いコースが多いところですが、高尾北稜は人が少なく静かな山行を楽しむことができました。
今回のコース
今回のコースは以下の通り。
霊園前・八王子城跡入り口 ⇒ 八王子城 ⇒ 富士見台 ⇒ 三本松山 ⇒ 堂所山 ⇒ 景信山 ⇒ 城山 ⇒ 高尾山 ⇒ 高尾山登山口駅
全体で20Kmのロングコースです。小さい山をたくさん越えるので細かいアップダウンが非常に多いです。
こちらの記事では常所山までを記事にします。 堂所山 以降はメジャーな陣馬高尾の縦走路とまったく同じためです。
スタートから常所山までは4時間程度のコースとなります。案外サクッとつきます。
こんな人におすすめ!!
- 都内近郊でゆっくりした登山をした
- 標高差がきついと体力的に厳しい
- 単純な山登りじゃなくて史跡もみてみたい
今回の登山口
今回の登山口は、「霊園前・八王子城跡入り口」バス亭です。高尾駅北口よりバスで行きます。所要時間は5分程度。霊xx シリーズで到着するようですが、路線も多いので運転手さんなどに行き先があっているか確認してください。
登山コースがマイナーなので、登山者は自分一人なんてことも十分想定されます。実際私は一人でした。
いざ八王子城へ!!
「霊園前・八王子城跡入り口」バス亭 から八王子城を目指します。
最初の15分は普通の道路歩きです。まっすぐ八王子城を目指します。人通りもなく体を温めるためのアプローチに丁度良いです。正面には本日登る山がみえます。
霊園に近いためか写真のような店がいくつかあります。
道の突き当りに八王子城のビジターセンタがあるので、ここを右折します。正面に柵があるので、こっちで良いのか疑問に思いましたが、右折が正解でした。
右折後突き当りにある柵の右側をスルスルすすみます。そうするとやっと土の道が登場します。
でも、まだここは城址公園のため登山道というほどではありません。階段などをスタスタあるくと八王子城神社に到着します。バス停から40分くらいかかります。
少し廃墟的な感じの神社です。豊臣秀吉の小田原城征伐の時の言い伝えによりホラースポットのはずですが、日中はなんてことありません。
少し曇ってますが八王子城神社からは高尾周辺が見晴らせます。なかなかの長めです。
富士見台で富士山見物!!
八王子城神社を超え富士見台に向かいます。このあたりからはしっかりした登山道です。
こんな茂みを歩いたり。
細い道を歩いたり。
ちょっとした上り坂もあります。
こんな道を歩いてると40分くらいで富士見台です。
座っている方がいたので写真とりませんでしたが、富士見台は椅子とテーブルがあり、がっつり休憩がとれるようになっていました。
富士見台からはその名の通り、富士山が綺麗に見えます。登りたくないけど見たい山No1の富士山です。上の方は雪がびっしり。
特に特徴のない三本松山へ向かう
本日のコースは長いので富士山に見惚れてずに先に進みます。次のチェックポイントは、三本松山です。
富士見台をすぎ少し下ると林道にでます。車も通れそうです。車輪の後があります。
この辺りからはチョイチョイ小下沢林道へ抜けれる分岐がありましたが、すべて崩落により通行禁止になっていました。
私は 小下沢林道をエスケープルートとして期待していたので非常に残念です。疲れたらエスケープしちゃえができませんでした。
この後はあまり特徴のないやや整備されている道をひたすらあるきます。体感50分です。ダイジェストで写真を張り付けます。
このような特徴のない林の中に三本松山が存在します。名前は三本松ですが、周りに松あったかな・・・杉ばかりだった気もします。
ついに常所山へ
三本松山を越えるとかなり登山道が広がります。ゆうゆう歩けます。こんなに整備されているとはさすが高尾山系です。有難い。
スタスタ歩きます。三本松山と常所山間は100Mくらい標高差があるため、ちょいちょい登りますが、50分かけてゆっくり登るため標高差を感じるところはあまりません。
体感としては登山道をお散歩してる気持ちです。
最後のほうには、綺麗な笹の道を歩きます。
そして、堂所山 へ到着です。あまり眺めはよくありません。
ここまで約10キロ。4時間の山行でした。この後は、陣馬山へ抜けるもよし、高尾山へ抜けるのも良しとなります。
まとめ
マイペースに静かな登山を都内近郊でするには最適なコースです。特に危険な箇所はありません。林道が崩落した結果エスケープルートが少し減りましたが、途中で「夕焼け小焼け(地名)」などにエスケープすることも可能ですので、安心した山行が可能です。ただトイレと水場がまったくないのは注意してください。
といころで皆さんも高尾山系ではマイナーですが、高尾北稜を登ってみましょう!!