こんにちは。9月上旬より上映されている登山映画「フリーソロ」をみました。フリーソロという超次元のクライミングを大画面で見れてとても良かったです。さすがアカデミー賞を受賞した映画。まぁ私にはフリーソロは一生無理だなと思いました。
1.フリーソロの概要
映画フリーソロは、アメリカ人クライマーのアレックス・オノルド氏がアメリカ国立公園内のエル・キャピタンへを2017年6月にフリーソロ・クライミングする様をおった映画である。フリーソロクライミングは,命綱をつけずに単独で岸壁を登るかなり危険なスポーツです。
映画は、クライミングしている最中だけを映しているのではなく,アレックス・オノルド氏の普段の生活にも迫っています。例えば恋人いるシーンや仲間内と食事するシーンなどなどです。
もちろんクライミングしているシーンも多く登場します。今回メインとなる エル・キャピタン への登頂に向けて、何度も命綱付きで登頂の練習をしたり,難所を超えるために試行錯誤するシーンが映画の半分くらいを占めています。
ちなみにこの映画の面白いところとして、この映画の撮影クルーもちょいちょい登場します。実は撮影クルーたちもトップクライマーみたい。大きなカメラを背負って壁に宙づりとなり,撮影している姿にも度肝が抜かれる。この撮影クルーだけで別のドキュメンタリーが作れそう
2.フリーソロの感想
この映画は、3つの驚きをくれた。
- フリーソロという超絶エクストリームスポーツの存在
- アメリカの巨壁というスケール感
- そして、主人公である アレックス・オノルド氏 の努力
1,2,については,予告編も見てもらえれば何を言いたかわかるかなと思う。3つの努力は、映画をみないとわからないと思う。
アレックス・オノルド氏 は, エル・キャピタン へ登るまでに本当に入念な練習を幾度となく繰り返している。危険個所をどうやって超えるかの練習である。これもすごいが本当にすごい努力は,そういう個々の壁の努力でないと映画の最後で気づく。 アレックス・オノルド氏 は, エル・キャピタン へフリーソロで登頂した日の午後には、懸垂して筋トレしようとする。これに驚いた。懸垂は日課なんだろうが一つの壁をやぶった日にもするのか・・。この精神がトップアスリートがトップアスリート足らしめている努力かもしれない。
この映画は、やはりクライミングというより アレックス・オノルド氏 の人間性を着目した映画だ。日本で言えばNHKのプロフェッショナルに近い。登山好きと言わずこういったドキュメンタリー好きには溜まらないのでぜひ観て欲しい。
3.予告編