こんにちは。表銀座縦走テント泊の第4弾です。最終回となる槍ヶ岳から上高地までの下山です。2019年の夏の登山の目標を達成した瞬間です。
実際歩いてびっくりしたのですが、槍ヶ岳と上高地の距離は22キロです。とても遠かった。しかも、うち15キロくらいは林道です。変わらぬ風景にメンタルがやられました。林道歩き嫌い。
ご参考ですが、第3段は以下の記事です。
1.今回のコース
本記事では、以下のうち太字のあたりが取り扱い箇所です。
中房温泉 ⇒ 燕岳 ⇒ 大天井岳 ⇒ 西岳 ⇒ 槍ヶ岳 ⇒ 上高地
2.殺生ヒュッテの朝
午前3時頃に起床。テントを畳んだり、トイレにいったりします。そんなことをしているうちに日がでてきました。
その後に見れたのは、朝日に照られるすばらしい槍ヶ岳の姿です。
そして、八ヶ岳などの山々も雲海に浮かびます。最高の風景です。これをみるためだけに登山する価値あります。
3.上高地まで
上高地を目指しいざ下山です。
下山は膝にきます。テントを背負うとなおつらい。そして、終わらない下山です。歩き出して1時間くらいまだ下山。
下山開始から2時間ほどで槍沢ロッジのテント場に到着。早朝ですが結構賑わっています。テントがかなりにぎわっています。
その先には槍沢ロッジ本体です。通常の山小屋です。このあたりからは文明の香りがします。文明社会を捨てて3日目ということもあり非常に嬉しい。
そして、さらに4キロ歩き横尾。ここは涸沢との分岐点。人だらけです。横尾あたりからは普通の観光客の方もチラホラいます。
横尾まで4時間くらい歩いてきたのに・・・まだ半分かよ。絶望です。しかし、ここからは平坦のはずです。頑張ります。
横尾から40分くらいで徳澤です。ここもめちゃくちゃ混んでいます。このあたりから足先が痛くてほとんど意識がありません。このあたりでビール飲みたかったが我慢です。ちなみにここの名物はカレーらしいです。みんなカレー食べてた。
徳澤から二時間 延々と林道を歩きやっとこさ河童橋・・つまり上高地に到着。まじで林道は心を潰してきます。なんとか横尾まで馬車とか電気自動車がやってくんないかな・・・。
癒されたのは上高地が綺麗なこと。はじめてきたけど最高です。まず川が綺麗。山がきれい。まさに風光明媚。
これは西穂高岳と奥穂高岳の稜線の写真です。いわゆるジャンダルムです。とても登山道にみえない。というか上高地にいる観光客は、あれが登山道とは思うまい。。
さて上高地についたら後はバスにのって帰るだけと思ったらバスターミナスがめっちゃ混んでる・・・。さすがお盆三連休です。
と言いながら、私は上高地ー東京駅間の高速バス「さわやか信州号」を予約していたので楽々帰宅できました。これにて表銀座縦走完了でした。いい旅だった。
4.表銀座縦走まとめ
全体的な感想は、「北アルプスすげー!!」です。こんなにすごいとは思っていませんでした。感動です。自然を満喫するという意味を理解できました。
登山難易度は、思ったほど高くなかったのが正直なところですが、高度感あるところは結構多いので高所恐怖症の方は注意が必要です。
槍ヶ岳山頂付近は高度感あったはずですが、1時間以上まっていたから慣れてしまい高度感ゼロでした。
つらかったのはテントは重さ。テントを担ごうと思う方はぜひ近くの山で練習してからにしましょう。肩にリュックがえぐりこんできます。
何にせよ表銀座の稜線はとても綺麗なので縦走する価値あります。