こんにちは。暖冬のさなか鳥取県の大山(だいせん)へ厳冬期雪山登山をしてきました。この日の天気は文句なしの晴天で、風もなく最高で、初の鳥取県への遠征登山は大成功でした。というわけで厳冬期 大山登山をレポートします。
今回のコース
今回のコースは、以下の通り。大山登山としては、一番一般的なコースかと思います。登山口の名前は「夏山」と入っていますが、冬でもつかう登山口です。
夏山登山口 ⇒ 6合目避難小屋 ⇒ 山頂 ⇒ 6合目避難小屋 ⇒ 夏山登山口
こんな人におすすめのコース
- 雪山初心者でも登りやすい山を探している
- 山頂から海をみたい
- たくさん人がいてトレースのある安心感のある登山をしたい
登山口へのアクセス
大山の夏山登山口は、大山寺バス亭から歩いて約10分のところにあります。バス停から大山寺に向かい最初の角を右に曲がり、橋を渡ったらすぐです。途中でモンベルショップが橋の手前側にあるのが目印です。
大山寺バス停は米子からバスが1日4本でています。昔はもっと出ていたそうですが、だんだん減ってしまったそうです。中途半端な時間に下山するととんでもない待ちぼうけになるので事前にバスの時間は調査しましょう。
夏山登山口から6合目避難小屋へ
▼前泊した宿から夏山登山小屋を目指します。
▼朝7時前でしたが途中の駐車場は結構埋まっています。
▼駐車場には綺麗なトレイがありました。
▼夏山登山口に到着です。最初は階段登りです。
▼このあたりは大山寺のエリアみたいでしっかり整備されています。雪は少ないです。
▼2合目になってくると段々と雪が増えてきます。
▼さらに4合目あたりではしっかりつもっています。アイゼン付けるか悩みましたが、とりあえずはアイゼンなしであがりました。
▼5合目付近では、看板がありました。夏だったら賑わってるんだろうな・・・
▼6合目避難小屋到着です。避難小屋真新しいです。ここでアイゼンを装着します。
6合目避難小屋から山頂まで
▼ 6合目から先はさらにぐっと雪が増えます。 8合目あたりで山頂が見れました。山頂見れるとあと少しだと思えてきます。
▼ 登ってきた道です。雪山らしい光景が見れます。
▼ 小さいですが樹氷もあります。
▼ 6合目から体感20分くらいで稜線へ出ました。
▼ 楽しい稜線歩きです。これぞ山歩きの醍醐味。
▼ 木道を歩いて山頂到着です。木道は暖冬のため露出していたみたいです。
大山の山頂
▼大山から山頂の景色です。まずは剣が峰方面。ナイフブリッジが続きます。
▼綺麗な滝雲です。
▼山頂避難小屋方面です。
▼そして360度の山頂です。天気が良かったので30分くらいいました。
Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA
大山からの下山
▼下山は無心です。ひたすらおります。
▼登った時はあっさり登った記憶ですが、降りるのに時間がかかります。
▼無心で下山すること1時間ちょっとで1合目に到着しました。
(おまけ:下山後のお風呂)
下山後は前泊した大山館でお風呂に入りました。詳細は別記事をご覧ください。
まとめ
大山は、標高差が1000メートルをきっており、危険個所もないので冬山初心者でも十分登りやすい山だと思います。山頂からは日本海など鳥取県が一望でき眺めも抜群です。しかし、アイゼン・ピッケルは必要ですし、急な天候不良・ホワイトアウトのリスクはありますので、注意してください。