こんにちは。
先日、北の肩小屋に宿泊しましたので、レポートします。
日本で二番目に高い北岳山頂に一番近い小屋です。
眺めはもちろん良い小屋ですが、縦走としては使いどころが難しい印象を受けました。
北の肩小屋の外観
北の肩小屋は、北岳の尾根にあります。
その名の通り、肩にある小屋です。山頂までは50分程度です。
そんな北の肩小屋の外観は、いかにもな山小屋です。
稜線にあるだけ作りはしっかりした小屋です。
本館のほかに別館が2つあり、トイレは外にありました。
テント場は結構広いです。稜線から5メートルくらい下がったところにたくさんテントが張られています。
北の肩小屋の内装
私は別館3というところに宿泊です。
いわゆる大部屋でした。
二段ベットとなており、布団がただ並んでいる部屋。
屋根のあるところで寝れるだけうれしいです。
ふとん・毛布・枕が支給されます。
こちらは食堂です。
食堂といってもテーブルがあるだけです。
食堂には達磨ストーブがあります。
暖かかいストーブでした。
水場とトイレ
水場は小屋の目の前にあります。
蛇口をひねるタイプですが、有料です。
といっても1リットル100円なので、ペットボトルよりは割安です。
稜線で水を汲めるだけありがたいものです。
おトイレも小屋の外。
男女兼用です。
深夜早朝はちょっと面倒です。
私は男性用小便器しか使いませんでしたが、わりと綺麗な方だと思います。
食事とお弁当
皆さんが気になる食事です。
まずは夕食です。
夕食は定食スタイル。
私が宿泊した日は、名物の豚の肩ロースです。
登山で疲れた体に濃いめの味付けがたまりません。
付け合わせもいろいろついており、大満足。
ご飯を二回もおかわりしてしまいました。
翌日は山和足の小屋どまりの定番として弁当をオーダー。
雲海を望みながら食べました。
写真が少しくらいでですが、おかずが豊富でとても素敵なお弁当でした。
北の肩小屋をうまく使うルート
北の肩小屋は、北岳に近い反面、縦走を考えると微妙な位置です。
間ノ岳、農鳥岳を目指す場合は、北岳を乗り越える必要があります。
個人的に一番使いやすいのは、北岳ピストンだと感じました。
広河原から草すべりルートで北の肩小山まで向かい、当日か翌朝に北岳をのぼり同じルートを目指します。
北の肩小屋に泊まった翌日に間ノ岳ピストンも可能ですが、なんだかんだ時間はかかるので、下山が夕方になると思われます
このあたりは体力次第もありますので、ご自分のペースにあわせて調整しましょう。
正直、縦走するなら北岳の反対側にある北岳山荘の方が良いと思います。
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