登山用具

MiliCampメスティンは、バリ取り不要!!本家よりいいかも。

 先日、MiliCampというメーカーののメスティンを購入しました。メスティンと言えば本家はトランギアです。Milicampのメスティンはトランギアの模倣品でしょ?と思うかもしれません。まぁ模倣品は事実です。

 しかし、MiliCampのメスティンを実際使ってみると本家よりも進化しているところも多かったです。私も当初は、トランギア製メスティンの劣化コピーかなと思っていましたが、そんなことはありませんでした。

 それなので今回は、本家トランギアメスティンとMiliCampメスティンを比較してみました。

この記事でわかること

・MiliCampのメスティンの基本スペックと特徴

・実際にご飯を炊飯した結果のレビュー

MiliCampのメスティンの概要と特徴

 まずMiliCampのメスティンは、トランギアのメスティンの模倣品です。

 各種ブログやyoutubeなどでドイツ製と記載されているかたもいますが、中国製です。「ドイツLFGB食品安全検定済」と書いてあるのでドイツ製と誤認されたと思われます。

 一昔前ならいざ知らず現状は中国製の製品も性能は抜群です。ベースの製品を分析し、それを上回る機能性を発揮しています。まさにこのメスティンがそのような一品です。

Milicampのメスティン

基本スペック

 ここでMiliCampのメスティンの基本スペックをまとめます。わかりやすいようのトランギアのメスティンと比較します。

項目Milicampトランギア
サイズ20.7x13.5x7cm17×9.5×6.2cm
重量165g150g
容量800ml750mℓ
厚さ1mm不明
炊飯容量約2合約1.8合まで
素材アルミ製(無垢)アルミ製(無垢)

基本的なスペックはほぼ同じです。

炊飯可能な容量がやや多い分だけMilicampの方がやや大きいです。大きいといっても数ミリ、数グラムなので気になるレベルではないと思います。

特徴1 バリ取り不要

 まずバリとは何かいうとアルミの飯盒のふちにできた方からのこって不要な部分です。(削りのこし)これあると手が怪我する可能性や蓋がしっかりしまらない問題があります。

 本家、メスティンであるトランギアのメスティンは、このバリが残ったまま消費者へ提供されます。そのため、消費者が紙やすりなでバリを削る必要があります。

 MiliCampのメスティンは、このバリがありません。

 わざわざ紙やすりで削る必要がないのです。これは大きなポイントです。紙やすりを準備、削る手間はもちろんのこと、削りカスをすてる手間もありません。

特徴2 凹凸のなし

 本家のトランギアのメスティンは、本体側に蓋をロックするため凹凸があります。これは飯盒内を密空間にするためかと思われません。

 凹凸があったほうがご飯が美味しく炊けるのでは?と思うかもしれませんが、以外と洗うと汚れが残ったり面倒な凹凸なんです。

 MIliCampのメスティンは、この凹凸がありません。後述しますが、ご飯はしっかりたけます。それでいて洗うのがラクチンなのです。

MiliCampメスティンで炊飯してみた

実際にMiliCampメスティンで炊飯してみてみました。

MiliCampメスティンの内装は、こんな感じです。バリも凹凸もありません。

Milicampメスティン内装

お米を一合と水を180ml入れます。お米と水の割合は、通常の炊飯と変わりません。

通常の炊飯同様に30分ほど放置してお米に水を吸い込ませます。

30分経過してご飯を炊き始めます。今回は、登山で利用しているガスを使いました。固形燃料の方が火につけて放置で良いのでらくちんです。

MiliCampガスコンロ

15分ほど火であてて炊飯を続け、裏返しにして10分ほど蒸すとご覧の通りご飯が炊けます。 

Milicampの炊飯後ご飯

食べた感想ですが、ご飯もふっくらしており、普通においしいです

芯があったり、べちゃべちゃであることも覚悟したのですが、しっかりたけています。最近の飯盒はすごいです。

キャンプ・登山もさることながら一人ぐらしなら炊飯はこれで十分です。

まとめ

 最初は、トランスギアの劣化コピー商品かと思っていましたが、実際につかってみると劣化どころから改善もされていました。

 最近のコピー商品はすごいです。トランスア製のメスティンは、価格も高騰しており、入手しづらくなっていることを考えてると、MiliCampのメスティンを選択することもありだと思います。

 価格も2000円以下と割安ですので、お試しで購入するのものよいと思います。

Moutain-times

30代会社員登山家。2015年より登山をはじめ、登山歴5年。 神奈川県出身との縁で丹沢を中心に登山する。 年に数回は長野、山梨へ遠征登山を行う。 2020年は剣岳、五竜岳登山が目標。

-登山用具

Copyright© Mountain-Times , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.