こんにちは。今回、丹沢山脈の東端にある相州アルプスを縦走しました。相州アルプスは、半原高取山ー仏果山ー萩野高取山間の尾根道をさします。標高は500メートルから700メートル程度の低山縦走を楽しむことができます。
今回のコース
今回のコースは、以下の通りです。
上萩野BS-萩野高取山ー 華厳山 ー 経ヶ岳 ー 革籠石山 ー仏果山ー半原高取山ー宮ケ瀬湖ー半原バスターミナル
<<コース全長>> 約15キロ
<<標高差登り>> 1635メートル
<<標高差下り>> 1641メートル
<<コースタイム>> 6時間
登山口へのアクセス
今回の登山口は、上萩野バス停です。本厚木駅から厚01,02の半原行きのバスがとまります。平日は1時間に3本くらい運行しているようです。
萩野高取山 へ
上萩野バス停から萩野高取山を目指します。
最初は住宅街をプラプラあるきます。人通りも車も少ないとおりです。
しばらく歩くとゴルフ場に到着します。このゴルフ場の中が登山コースとなっています。登山道の入り口がゴルフ場ははじめてです。
登山者が通る前提ではなくあくまでゴルフ場のため,結構迷います。今回一番道に迷ったのはここです。ほんとに道がわかりずらいです。かつゴルファーから変な目で見られてしまいました。
ゴルフ場を散々うろうろして高取山を示す道しるべを発見。
定番の鹿柵を超えて登山開始です。
山渓の地図では破線ですが、かなり整備されています。
道標もちょいちょい登場して、サクサク登れます。
登山道に入ってから1時間もしたらあっという間に山頂です。山頂はあまり眺望がありません。
萩野高取山から経ヶ岳へ
萩野高取山から華厳山は普通の稜線歩き。木々の多い稜線を歩きます。
あっという間に華厳山へ到着します。(15分くらい)ここも眺望ゼロです。
華厳山 から 経ヶ岳 間は少し荒れています。まず倒木。
結構な傾斜のロープ。急な下りと登りがあります。ここが本日最大のアップダウンでした。
そんなこんなで 経ヶ岳 に到着。 経ヶ岳 はなかなかの眺めです。
経ヶ岳から仏果山へ
経ヶ岳 を過ぎるとまずいわれのある大きな石を通過します。
その後は、途中の半原越え(峠)に向けて下ります。結構急なところもありますが、登山道がしっかりしているので,安心感あります。
20分も下ると半原越えに到着です。ただの林道の入り口です。何もありません。自動販売機期待しけどなかった。。。
半原越えからの登り返しです。
木々が生い茂ってますが、地面がしっかりしており、小走りできるくらいです。サクサク登れます。
たまに急な傾斜がありますが、せいぜい30メートルくらいの登りです。
途中で 革籠石山 ありますが、特筆する点は一切ありません。ただベンチあるだけ。看板なければ山頂として認識できません。山頂と疑いたくなります。
革籠石山 抜けてからは、痩せ尾根、鎖場の連続のアスレチック登山です。低山にしてなかなか楽しませてくれます。
これが痩せ尾根。もっと痩せてる場所もありました。
鎖場です。危険度は低いのですが、チョイチョイ登場します。楽しい。
これらと30分格闘すると仏果山の山頂に到着です。写真はピンポイントですが、実は結構広々です。
名前の通り仏像があります。
見晴らしの鉄塔もあり登れます。
上からの見晴らしは素晴らしい。曇っているのが少し残念。
仏果山から半原バスターミナルへ
仏果山 から半原高取山を目指します。 少しだけ下がります。
そして宮ケ瀬超えというポイントに出てから、少し登りかえします。そしたらすぐ半原高取山です。20分くらいでつきます。 ここも中々広々した山頂です 。
鉄塔はスルーして宮ケ瀬ダムを目指します。ここからはひたすら下山。
わりと歩きやすい道が続きます。
途中で宮ケ瀬湖を望めるビュースポットが二つ登場します。
二つ目のビュースポットの後は、急な階段の登場。急で更に滑るので結構怖い。この日一番怖かった。
階段を下りきると宮ケ瀬湖に到着です。
宮ケ瀬湖から一番最寄りのバス停である半原バスターミナルを目指します。
とりあえずダムの下におります。(エレベーターあります) 下からみるとダムは大迫力です。
その後、普通の道路を1.5キロ歩きます。橋や川があります。
そうすると半原バスターミナルに到着します。宮ケ瀬湖から近く20分くらいでつきます。思っていたよりターミナル感はありませんでした。。。
まとめ
低山の縦走ですが、急な下り、登り、ロープ、鎖場、景色と山の醍醐味を詰め込んだようなコースでした。初心者からステップアップしたい方にはちょうど良い登山コースです。距離も短く標高差も少ないので皆さんチャレンジしてください。